できる!をつくるスクール~みんなの写真教室~ DAY1~DAY5
2013/05/15
こんにちは。 事務局のタカオです。 できる!をつくるスクール~みんなの写真教室編~ですが あっという間に5回が終了し、残り1回となりました。
DAY1 3月24日(日) at レジリエンスバー DAY2 3月27日(水) at レジリエンスバー
DAY3 4月6日(土) at 小野寺茶舗&女川アートギルド
DAY4 4月24日(水) at レジリエンスバー そして先日行われたDAY5 5月11日(土) at あまの美容室
この日はオルビス株式会社 様からメイクが出来る方が 来て頂いてメイク教室も開かれました。
プロのメイクさんにより参加された女性陣がさらに綺麗になり 笑顔が溢れた写真教室となりました。
5回開催し、参加者の皆さんには以下のようなお声を頂いています。 「本とかネットで学べないことが学べてよかった。」 K.T さん
「本日非常に満足。今度参加のとき仲間を連れてきます。」 M.G さん
「気取らない教え方でとても分かり易くてよかったです! 商店街の方たちとのコミュニケーションも楽しかった。」 K.H さん
「知らない人とペアを組んだり、知らない店員さんと話したり、 最初緊張しましたがとても楽しかったです。 写真を撮るのがこんなに楽しいと初めて気付きました。」 M.A さん
皆さんには楽しくカメラを学んで頂きながら このできる!をつくるスクールによって 少しずつですが着実に新しく仲間やコミュニティを 創っていってもらえていることを実感しています。
さて残すは1回 DAY6 5月22日(水)10:00~16:00 蛤浜:石巻市折浜蛤浜 『石巻の浜を撮ろう!』 素敵な浜の素敵な写真を撮りましょう! ■参加費用 1500円 ※会場使用料として、複数回受講者には割引有り ■持ち物 デジタルカメラ(一眼レフ、コンパクトデジカメ)、防寒具、動きやすい靴、 ワクワクする心、昼食代(※フィルムカメラ、携帯カメラでの参加はご遠慮ください。) ■お申込み・お問い合わせ TEL:080-4474-8835 / MAIL:[email protected] (NPO法人オンザロード山村)
蛤浜、本当に素敵な小さな浜です。 たくさんのご参加お待ちしております。 comment (0) |
漁師の1日をちょっとだけご紹介!
2013/05/22
こんにちは! 石巻元気商店担当のゆきなです。
最近の石巻は、日中は春らしい気候で過ごしやすい日々が続いています。 今回は浜の漁師の1日の始まりを少しだけご紹介します! このブログをご覧頂いている皆さんの中にもお求め頂いた方がいらっしゃる かもしれませんが、オンザロードが運営する石巻元気商店にて販売されていた 『狐崎かきセット』の生産者、狐崎漁業部のみなさんが新たに始められた 定置網漁の様子を見に行ってきました。
牡鹿半島のリアス式海岸の中でも、西へ大きく張り出した突端に位置する狐崎浜。 湾のすぐ裏手は山になっていて、海と山がとても近いと感じる場所です。 その名の通り、狐崎にはキツネが実際にいて、たまに家の近くに顔を出すことも あるのだとか。 キツネのほか、鹿などの野生動物も多く、豊かな山が豊かな海を支えている、そ んなことを実感出来る場所が狐崎浜。この2年間、活動の中でいろいろな場所に 訪れる機会がありましたが、狐崎浜の環境や人も含めて、わたしのお気に入りの 場所のひとつでもあるんです。
さて、定置網漁に同行させてもらう狐崎漁業部のみなさん、毎朝4時半には浜に 集まり5時頃に船を出します。 向かう先は春先に1週間かけて海に網を張った定置網漁場!
沖に仕掛けている網まで船を走らせ、漁場に到着。 大きなサークル状に仕掛けられている定置網を5人で協力しながら端へ端へ と寄せながら魚を追い込んでいきます。
かかった魚は魚種により、餌として漁船へ売られるものと、市場に出すものに 分けられていきます。
昨年の11月から、「定置網はすごいぞ!今までみたいにそれぞれで船を出し ていたら出来ない漁法だけども、震災があってこうやって4人でやっていくこ とを決めたからこそ出来るんだ。それに、たくさんの魚種があがって海のこと をもっと知れる。おもせんだー!(面白いんだ)」 と、聞かされていたので、この日は期待を膨らませて見学させてもらいました が、やっぱり間近で見る定置網漁には興奮しました。
けれども、実はこの日は水揚げ量としてはすごく少なかったのですが、漁師さん 曰く、『東の風だからかかってないのはわかってたんだ。』、と。 その後はこう続きます。 『みんなが来てくれたから、定置網どーしても見せてやりたくて。また来たらい いさ。俺たちは毎日漁に出るんだから!今日は市場へはいかないから、こいつら は朝飯にするぞ。』
絶対とは言えないけれど、風の向きや気温で魚の動きがわかるんだそうです。 長年の漁師の知恵や感覚はすごいと思いました。 出港に間に合うようにの3時起きは辛かったけれど、漁師さんの日常を垣間 みることが出来て、改めてみなさんの漁に対する想いに触れさせて頂いたこと は、とっても大きな経験となりました。
現れると、捕れたばかりのアンコウをフォークにさっと引っ掛けて、小気味良 いテンポで包丁を走らせて捌いていきます。
お母さんがさばいてくれているのはカワハギ。頭を落として腹下の革をグッ とめくると、一気にペロンっ!と皮がめくれます。まさにカワハギ、名は体 を表すなあとひとしきり感心しているうちに、カワバギの肝を叩いて、味噌 和えにしてくれました。 これがとびっきりの旨さ!新鮮なカワハギが手に入ったらやってみると良い ですよ!本当にオススメ。特にお酒を飲まれる方のアテとしては最高だと、 一緒に行ったスタッフが強烈に感動していました。 (その後、そのスタッフはお酒を勧められていましたが、飲んだかどうかは ご想像にお任せします(笑))
漁師さん達と一緒に囲むテーブルの上には、ついさっき水揚げしてきたばか りの新鮮な魚たちが贅沢にずらっと並びました。 浜の人達しか知らない食べ方で、朝ご飯を振る舞ってくださいました。 どれを食べても美味しくて、本当の贅沢ってこういうことなのかなと思った りしました。
朝ご飯が終わり、8時半頃からは陸上作業が始まります。 定置網で使う網を繕い、その横では早くも来期の牡蠣の種付け準備が進めら れています。
震災後、宮城県牡鹿半島・狐崎浜の4人の漁師が立上げた『狐崎漁業部』。 浜と漁業の復興を信じ、石巻元気商店を通じて牡蠣の通販や、戦前まで盛ん だったという定置網漁の復活などに挑戦されています。
実は、この定置網であがる魚を石巻元気商店で取り扱い、全国の皆さんにお 届け出来ないか模索中なのです。 2年の月日が経ちますが、それでも問題は山積みです。けれども、その中で 奮闘を続ける彼らと一緒に歩んでいきたいと思います。
この定置網漁のお魚をお届け出来る準備が整いましたら、石巻元気商店のメ ルマガでお知らせします。石巻の近況なども交えながら、新商品情報をお届 けしていますので、よろしければご登録下さい。
(狐崎漁業部の4人) comment (1) |