フラダンスと音楽で心がギュっと近くなる。
2011/11/17
仮設住宅班のまきです。仮設住宅班では、石巻や女川を中心に仮設住宅の集会所を利用してお茶会を開催し、地元の方と交流をはかっています。
そんな厳しい環境の中で、窮屈な思いをされている住民の方へ、少しでも楽しい時間を過ごしてもらって、顔見知りのご近所さんが増えたらいいな。という想いで日々活動させていただいています。
お茶会と言っても、そう簡単にたくさんの人たちが集まる訳ではありませんので、工夫をこらし、挽きたてコーヒーの飲めるカフェ風にしてみたり、歌を歌ったり、踊ったり・・・と、いくつかのプログラムを考えて事前に一軒一軒チラシをお配りして興味を持って貰えるようにしています。
最近の目玉は、オンザロード音楽隊(サックス&ギター)に合わせて踊るフラダンス。
色とりどりのスカートやレイを身につけることによって、気分もアロハ~な感じになり、気持ちが緩みはじめます。
そこで、生のサックス&ギター演奏に合わせて踊るのですからうっとり。とても気持ちがいいのです。
始めは恥ずかしがっていたお母さんたちも、だんだん本性をあらわし次第にカラオケ大会へと発展していくのが最近の常です。
昔の歌から、今の歌まで、リクエストが入るとすぐに楽譜を検索して、対応するオンザロード音楽隊二人。そのレベルの高さには毎回驚きます。
先日も”世界に一つだけの花” を歌ったのですが・・・・・
「私はツヨシ派」
「いやいや、リーダーの中居君がいいわよ。」
「でも、一番かっこいいのはやっぱりキムタクだわぁ!」と
笑い声の絶えない、とっても素敵な時間となりました。
音楽は人それぞれの思い出が詰まっています。お気に入りの曲を演奏してもらって、涙する方も多くいらっしゃいます。
これからも楽しく♪「歌って、踊って、笑って」そんな時間を共有するなかで自然と人と人の輪が出来ていくような、仮設住宅でのコミュニティーづくりのお手伝いを続けて行こうと思っています。
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