第2回おらほの復興市☆
2012/11/28
こんにちは! 石巻元気商店店長のゆきなです。 ここ石巻では、こたつが出され、縁側には柿が吊るされています。 日に日に秋も深まり、冬がすぐそこまで来ています。
さて、今月11日。 たくさんの人の想いが込められた 『おらほの復興市~石巻・女川・東松島~』 が開催されました。 今回のブログではその時の様子をお伝えしたいと思います。
今年のメインタイトルは 『伝えたい。今を、感謝を。』 1年間かけて少しずつ準備を進めてこられた、 地元の実行委員会のみなさんで決められたものです。
今年の会場は石巻市渡波にある、サン・ファン・バウティスタパーク。
入り口には、大漁旗と写真が飾られました。
伝承ステージでのオープニングは、おなじみのおらほのラジオ体操です! 曇っていて肌寒い日でしたが、みんなで体を動かして暖まりました。
そして、伊達の黒船太鼓保存会の皆さんによる演奏。 プログラムは、大曲浜獅子舞保存会、鮎川七福神舞保存会、街自慢大会 with 巻っ娘、 雄勝法印神楽保存会、鳴瀬鼓心太鼓と続きます。
出店も様々な内容がありました!
三陸ならではの、旬の海の幸がその場で食べられたり、
おみやげに、発送や持ち帰り用の商品も。
そして、我らが石巻元気商店も、出店させていただきました。 ありがとうございます! 石巻元気商店のブースは、のちほどもうひとつブログの記事を書いてご紹介します♪
その他にも、雄勝石を使ったキャンドルホルダー作りや、
草木染めの糸を使い、指編みでお花のモチーフ作り。 その他にも、アクセサリー作りや竹細工など、ワークショップもたくさんありました。
こども天空広場という遊び場では、芝すべりやバルーンアート、昔あそび。 昔あそびのコーナーでは、コマをはじめてまわせるようになった! と喜んでいる子もいましたよ(^▽^)/
その頃、ステージでは竹浦獅子振り保存会の皆さんが獅子振りを披露されていました。 上の写真の獅子、座布団とアルミ缶、スリッパで作られています。 震災後、秋田での二次避難生活を送っていた竹浦の住民の方々。 獅子振りの道具も全て流されましたが、住民のひとりがこの獅子を作られ、 それが竹浦の復興のシンボルとなりました。
そして14時46分、黙祷。 震災から1年8ヶ月、20回目の11日。 この後、空にメッセージ付きの風船が放たれました。
そして、ステージのエンディングを飾るのは、さんまDEサンバ! 実行委員の皆さんも、地元の学生さんも、もちろんお客さんも、総立ちで踊ります!
これにて、第2回おらほの復興市は終了。 ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。 実行委員の方々、本当におつかれさまでした!
地元の方々はもちろんのこと、過去にボランティアとして石巻に訪れたことの ある人たちが全国各地から駆けつけ、懐かしい面々との再会の喜び絶えない一日 となりました。 たった数日だったとしても、ボランティアへ参加したことによって繋がった石巻 との縁。それは時を越え、場所を越えて、繋がり続けています。 「そういえば石巻で出会ったあの人、どうしているだろう?」 「まだ一度も東北に足を運べてないな」 そんなあなたのことをお待ちしています。
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