石巻仮設魚市場をのぞいてみませんか?
2012/11/05
こんにちは! 石巻元気商店店長のゆきなです!
みなさん、魚市場って行ったことありますか? 毎朝、漁師さん、水産会社さんが集まり 水揚げされた魚介類のセリが行われています。 「世界三大漁場」の一つにも数えられる三陸沖。 その中でも日本有数の漁場、石巻漁港。
ここに美味しい石巻産の魚介類の秘密があるような気がしませんか? っということで、今回はその秘密を探りに魚市場へ潜入して来ました!
三陸沖、魚の町で有名な石巻には 日本一の岸壁の長さを誇る大きな魚市場がありました。 しかし、東日本大震災による津波で甚大な被害を受けてしまいました。
「もう一度やり直そう」という漁師さんや水産会社さんの声から、 仮設市場ではありますが再開を遂げ、徐々に活気が戻りつつあります。 そんな石巻市場へ、今回は石巻元気商店でもお世話になっている 水産加工会社「たつ吉」の秋月社長と、 毎日市場で新鮮な魚を見極め競り落としている大和くんと一緒に、 見学に連れて行ってもらいました。
11月の石巻の朝は寒い! 地元女川町出身の副店長もこのご様子。 もっとも、今はまだ序の口。 これからまだまだ寒くなっていくんですけどね。
市場には次々にたくさんの種類の魚が上がってきます。 魚の種類によって船も漁の方法もバラバラのため、 水揚げされて市場に入ってくる時間もまた違うそうです。 魚屋さんやスーパーでしか魚を見たことはないので、 まだ生きて動いている魚がこんなにもいて、 その中には今まで見たことの無い魚もいっぱいいて新しい体験でした!
順々に魚が魚市場内に並べられると まだまだ震災前の漁獲量には戻っていないけれど、 活気があり、セリが始まればみなさん真剣そのもの。
最後は朝食を食べに魚町にある斉太郎食堂へ連れて行ってもらいました。 もともとは石巻市場内にありましたが、 今は市場のそばの仮設店舗にて再開しています!
なかなか出来ない経験をさせてもらえました。 たまの早起きもいいものですね。 でも、漁業関係のみなさんはお仕事だから、寒い中の早起きは毎朝のこと。 そしてもちろんのことだけど、 お仕事はここでおしまいな訳ではありません。 このセリが毎朝行われ その日の午前中のうちに箱詰めされるか、加工されてしまうんです。
震災による甚大な被害を経験し、 それでもなお立ち上がろうとする漁師さんをはじめとした 漁業関係者の皆さんの熱意と 三陸の豊穣な海があって、石巻市場は成り立っていました。 とびっきり美味しい秘訣はここにあり! !
これからも「石巻元気商店の裏側」 紹介させてもらいますので、ぜひお楽しみに!
comment (0) |
コメント
この記事へのコメントは終了しました。