シーサーの卒業
2012/04/01
厳しい冬もようやく終わりがみえ、出逢いと別れの季節、春がやってきました。
オンザロードを離れることになっても、石巻にじっくり関わっていきたいと思っています。 石巻・女川の人、そして周りのすべての人を笑顔にしたい。幸せにしたいという想いは変わりません。 その広がっていく笑顔の輪を広げ、より多くの人が元気になるような場所を創っていきたいです。 また石巻で、震災に立ち向かうという意思によって生まれたご縁が交わる日を楽しみにしています!! >以下事務局より シーサー、お疲れさまでした!そして、本当にありがとう! これからも長く続く、石巻の復興。。。 立場を乗り越えて、共に石巻の皆様とワンチームで頑張りましょう! 石巻の皆様、これからもオンザロード、そして1市民として活躍するシーサーを、 末永くよろしくお願い致します!
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石巻の地酒!日高見新酒披露宴へ行く!
2012/04/02
おはようございます。 記録広報班カメラマンのまっはです。
石巻は少しづつですが春の兆しが見えてきています。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
さて、4月1日は以前に店舗再正班でシャッターに絵を描かせていただいた、 四釜商店さんのお誘いで、石巻の地酒!日高見新酒披露宴に行ってきました。
場所はなんと石巻グランドホテルにて。 ドキドキで会場へと行くと、中は大盛況!
地元石巻をはじめ、宮城の酒屋さん、居酒屋さん、 遠くは関東から、日本酒好きの方もいらしてます!
オンザロードからは、元料理人のねぎちゃん! 地酒でなにか町おこしをと考えている、たかお!
ただのお酒好き? いやいや!元気トリップでも地酒を紹介しようと、 旅行班ひろみっちの参戦です。
みんな、真剣に地酒について学んでおります。
ここで、日高見についてちょこっと紹介させていただきます。 日高見とは、地元石巻にある平孝酒造さんが創っている純米酒になります。 去年の震災後、被災したお酒として「震災復興酒 希望の光 日高見」を発売。 今年は希望の光の反響を受けて、感謝の思いを込めたメッセージつきの 「日高見 純米初しぼり生酒 感謝の手紙」を販売しています。
これがもう、美味しいのなんの!
地酒だからこそ、石巻でとれる地元の食材にぴったりなのです。
また、日々、蔵でお酒を創ってくださっている蔵人の方からの お話もあり、またひとつ石巻を知ることが出来た1日でした。
みなさんも、一度は日高見、是非お試しください。
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東日本復興祈念コンサートに参加してきました in香川県 石巻元気商店より。
2012/04/03
石巻元気商店副店長のともみです。
4/1に香川県で開催された東日本復興祈念コンサートに参加してきました。 香川県仲多度郡まんのう町の”讃岐まんのう太鼓保存会”の方々が今回の震災の被害が大きかった宮城県女川町の”女川潮騒太鼓「轟会」”の方をゲストに和太鼓コンサートを開催されました。
そんな折、えつこママからこのイベントの開催を聞き石巻元気商店としてイベントに参加しませんか?とお声をかけていただきました。
祝!初香川デビュー(笑)
私たちの活動拠点である宮城県から会場である香川県までの直線距離
イベント当日、4/1に高松空港に着きました。「めっちゃ暖かい!」レンタカーで会場に向かっている途中、道路わきに植えられた桜が咲き始めてたのでパシャリ。 こんな立派な施設の大ホールが会場です。「どのくらいお客さん来てくれるかな。。」と心配しながらも持って行った石巻元気商店のパネルを通路に飾り、いよいよイベントスタートです。
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当選おめでとうございます
2012/04/06
はじめまして、石巻出身のごっちんです。 昨年10月からフリーペーパー「石巻元気だより」のデザイナーとしてオンザロードの活動に参加してきました。4月からは事務局スタッフとして運営やデザインなど幅広く活動していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。 さて、みなさん石巻元気だよりVol.8にプレゼント企画があったことはご存知でしょうか?今回は当選者に直接プレゼントを届けたい!という事で、届けに行ってきましたー! 当選者が決まりました! さっそく当選の連絡を。どんな方なのかな〜と思いながら向かいました(^^) 当選者は4人のお子さんがいるお母さんでした。抱っこされている子は震災の時にはお腹の中にいたそうです。震災時は自宅からヘリで運ばれたそうで、苦労したお話も伺いました。
制作中は読者の方にお会いする機会がなかなかないので、こうして実際にお会いできることが嬉しく、地元の方が読んでくれているんだなと実感することができました。 comment (0) |
旅祭(6/3)の神輿パフォーマンスへ参加しませんか?
2012/04/10
来る6月3日、オンザロード理事長 高橋歩の主催している毎年恒例の旅祭を開催します! そしてパフォーマンス時間を設けることが出来ました。 そこで! 現在、世界を回っているワールド神輿の演舞を行います!
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復興への道!第1弾 日和アートセンター
2012/04/10
こんにちは。 関東では、もう桜が満開のようですが、 石巻ではこれからが桜の季節本番です。 記録広報班フォトグラファーのまっはです。
毎日のように石巻を歩いていると、 少しずつではありますが、街に変化が見られます。 壊れかけた家が解体されたり、また、新しい建物が建ったりと。 日々、街の風景が変わっていきます。
今日は、そんな石巻市中央に新しくオープンした、 「日和アートセンター」 の紹介をしたいと思います。
石巻市中央、駅近くのアイトピア商店街にあります。
横浜市と石巻市の文化芸術の交流の拠点。 ここでは、2Fがゲストハウスになり、石巻に一定期間アーティストが滞在して、 作品の制作活動をしたり、展示、ワークッショップなどを行うスペースだそうです。
さっそく第一回目の展示がされておりました。
「中谷ミチコ・志村信裕」展+増田拓史
入り口を入り、目を引くのは、これ! 壁一面に描かれているクジラの絵です。 ここ石巻で、絵の具ではなく、 鉛筆という必要最低限のものだけを使用して描かれているそうです。
ほんとうに細かい部分までも、ひとつひとつ丁寧に描かれています。
そしてもうひとつは、増田拓史さんの作品。 増田さんは、ここ日和アートセンターを、リメイクされたそうです。 以前から増田さんは、特定の地域や国をリサーチして、 その地域 の日常生活に埋もれてしまった「何か」を 探索し具現化していく作業をしているそうです。
夕方になると、こんな展示も。
そして、ここの看板娘!管理人のたていしさおりさん。
お二人のゆったりした雰囲気も、 日和アートセンターの醍醐味のひとつだったり。
また、こうやって、石巻にコミュニティとしての空間が創られることが、 石巻の復興支援となっていくことと感じます。
ひとりでも多くに方に石巻に来ていただき、 直接、まちを見て、空気を吸い、肌で感じ、 ひとと話をする。
活気のあるまちづくり。
私たち、オンザロードも同じ想いで活動させていただいております。
現在、次の展示に向けて、また準備中となっておりますが、 石巻に来た際には、是非みなさん立ち寄ってみてください。
そして「第一弾」ということは・・・ 次回もお楽しみに。
石巻も日々、復興へ、歩みを進めております。
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”宮城のおすすめ情報”パート4
2012/04/11
皆様こんにちは。 今日のおすすめ情報はオンザロードが拠点を置く 石巻市は渡波よりお届けいたします。
先日ブログにあげさせて頂いた、3月17日に開通した 石巻線渡波駅のことは皆様もご存知の事と思います。 その駅前にある『お食事処みうら』がついに再開いたしました〜!!!!
このお店は地元のファンも多いという事で、 渡波中の方が待ち望んでいた事でしょう。 この勢いで渡波も復興に向けていざ!! オンザロードも全力でサポートいたします!! がんばっぺ渡波!!
そういえば!!お知らせがあります。 来る4月14日土曜日に渡波クリーンウォーキングを実施いたします。 皆で歩きながらゴミを拾うと言った単純な作業です。 愛すべき渡波を皆で奇麗にしたいので、お近くにお住まいの方や 遠方から来られる方も大歓迎!! 9時45分に渡波支所(石巻市渡波町2丁目)集合です。 手ぶらで参加してください!!お待ちしておりまーす。
春が顔を出し始めた石巻より、ひろ兄でした。
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今年のGWは宮城で春トリップ!!
2012/04/12
お久しぶりです!
旅行班のひろみっちです!
今朝、東京にきました。
石巻から来たので急に春気分になりました♪♪♪
石巻は最近やっと二ケタに気温がなったところで、
桜の木はこんな感じです!
ようやく蕾がついてきました。
石巻の桜の開花時期は4月末です。
今月は春を二度味わえるようなものを
元気トリップで企画してみました★
題して…
宮城★元気トリップ~春の特別編~
4/29(日)~5/1(火)
オンザロードの活動拠点となった石巻市・渡波(わたのは)地区。
2011年6月には地元の方々の協力のもと『渡波元気祭』を開催し、
渡波に活気が蘇る機会となりました。
その元気祭の会場となった渡波小学校。
震災当初は避難所になり、一階が被災したため、現在どもたちは仮設校舎に通っています。
今後は元の校舎へもどる予定ですが、もう少し先のようです…
そこで、今回は地元の子どもたちと一緒に校舎の壁に絵を描き、
そして花を咲かせ被災した校舎にも春を届けてみませんか?
「ここが僕らの学校なんだ!」 「渡波小学校にも春がきたよ!」 と、子どもたちに感じてもらえたらいいな…と思っております♪
地元の方々にも一緒に参加していただき、
みんなで春を感じることができる素敵な学校を一緒に作りましょう!!
トリップ中に桜スポットにも立ち寄る予定です。
石巻で鎮魂の意味も込めたお花見をしていただけたらと思っております。
予約はコチラ↓
http://bus.his-j.com/T8.php?jcd=11&tour_cd=TK-FTB0358-3&dept_area_cd=KT
春の石巻でお待ちしております!!!
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弁天山公園除染ボランティア
2012/04/17
こんにちは。 宮城事務局のタカオです。
4月7日、14日と2週におよび福島県・福島市主催で行われた 福島市弁天山公園の除染ボランティアにオンザロードも参加しました。
除染と言っても簡単な落葉の収集で専門の知識は要りません。 僕たちボランティアが落葉の収集を行い、 その後、専門業者が入って本格的な土壌除染作業をします。 この落葉収集、一つの公園というか山になるとかなりの量になり これを全て除染業者さんに願いしていると多大な時間と予算を要することに。 そこで今回、春になり天候が落ち着いてきたので 全国からボランティアが召集されたのです。
開始前に本日の作業内容や現場、放射能についての説明。 みんな真剣です。
参加者には一人一つサーベイメーターが配られます。 作業後に計測値を申し出て社協が記録、 ボランティア作業による年間被爆量が1m㏜を超えないようにします。 ちなみに 人間が自然に受ける年間の放射能線量は2.4m㏜、 レントゲンは1回0.06m㏜、 除染ボラは1日平均0.004m㏜、 と言われています。
福島県総合社会福祉センターから弁天山公園までマイクロバスで移動。
現場の弁天山公園はこのように街の全景が見渡せます。 作業前の空間線量は地表1cm 2.23μ㏜/h 地表1m 毎時1.76μ㏜/h。 雨が降ると放射性物質が高台から下に流れてしまいます。 ですので早急に除染、また堀を作り住宅街へ流れないような対策が必要です。
20~30人のチームに分かれて作業開始!
レーキ(熊手)で落葉をかき、
袋に詰め、
仮置き場まで運搬する。
福島でもパワー系のオンザロード、 落葉がぎっしり詰まった袋でもへっちゃらです。 (けど運搬効率が下がるので詰め過ぎないでくださいと途中から呼びかけました・笑)
作業中、4月なのに雪が降る場面も。
次々と収集される落葉の詰まった袋。
全国から集まったボランティアが力を合わせリレーし、
トラックを使用し、一つの場所に集積します。
落葉が無くなった場所を線量計測。
作業終了後、満面の笑みのオンザロード福島支部代表 平 学(タイラ マナブ)
長靴についた泥を落とし、手洗いうがいをしてセンターまで戻ります。
今回の作業について結果報告。 7日は9%~28%、14日は3%~17%低減されました。 数値としては微々たるものですが これで業者が入りスムーズに除染作業が行われれば 線量はさらに低減されることでしょう。
カメラマンまっはのボランティア参加証明書。 このように被ばく量が記録されます。
以下が福島市社会福祉協議会がまとめた作業結果です。
【実施日】 平成24年4月7日(土)、14日(土) ※14日は雨天により午前中で作業終了
【作業参加人数】842名 7日 387名 [内オンザロード19名] (ボランティア143名 市・県職員123名 環境省等11名 福島大学30名 渡利町内会70名) 14日 455名 [内オンザロード17名] (ボランティア220名 市・県職員165名 渡利町内会70名)
【作業面積】16,250㎡ 7日 13,000㎡ 14日 3,250㎡
【落葉集積量】530㎥ 7日 300㎥(90ℓ袋3,500袋) 14日 230㎥(90ℓ袋2,500袋)
【空間線量低減率】 作業実施前 地表1cm 2.23μ㏜/h 地表1m 毎時1.76μ㏜/h 7日 9%~28%低減 14日 3%~17%低減
【作業者被爆量】 7日 3μ㏜~8μ㏜ 14日 3μ㏜
今回で弁天山公園のボランティア作業は終わりましたが これから除染ボランティアはさらに必要になってきます。 福島県では今も普通に暮らしている人々がおり 一刻も早く空間線量の低下の為に除染しなければいけません。
オンザロードはきっちりとした知識を身に付け、自己責任の元 除染ボランティア作業をサポートしていきます。
ご支援ご協力の程よろしくお願い致します。 comment (0) |
石巻地酒の酒蔵。平孝酒造へ行く!
2012/04/18
こんにちは。 みなさんいかがお過ごしでしょうか? 石巻では、これからがやっと、お花見シーズンの到来です。
記録広報班フォトグラファーのまっはです。
さて、今回は、以前にブログで紹介させていただいた、 石巻の地酒、日高見を製造されている地元の酒蔵、 平孝酒造さんの蔵を特別に拝見させていただきました!
4月はというと、お酒造りも終わっており、1年の中で、 一番気を張る時期は過ぎているそうです。 蔵の中に入ると、ひんやりとしていて、お酒の良い香りがします。
お酒造りの行程。 まず初めに、お米の精米から始まります。 精米したお米の糠(ぬか)を水で洗い、その後に水に浸して 水分を吸収させるのですが、これが酒質にとって大切! なんとストップウォッチを使用して計るほど、シビアだそうです。
その後、水分を吸収した米を蒸し、 お米は麹米、酒母、掛米に分けられます。
ここは製麹室。 蒸したお米に、種麹を植えて、麹(こうじ)を造る場所です。 この麹造りがお酒の良し悪しに繋がり、重要な作業なのです。
中も拝見させていただきました。
酒母室。 酒母は、麹に蒸したお米と水と酵母、乳酸を加えて造られます。
そして、いよいよ木の扉の向こう、醪(もろみ)へ。
ここは、みなさんもテレビなので見たことがある方も、 多いと思います。
出来上がった酒母に、麹、蒸し米、水を3回に分けて加え、 醪を造ります。 この方法を「三段仕込み」といいます。
ここで何ヶ月も発酵させます。
醪の中にある、杜氏(とうじ)さんの作戦室。 ここで日々、美味しいお酒造りのための試行錯誤を しています。
真剣な眼差し。
最後に、発酵の終わった醪を絞り、また 貯蔵して熟成させて、完成です!
紹介が遅くなりましたが、ここ平孝酒造さんは、 石巻市清水町にあります。 もちろん、震災で蔵も上の壁付近に、ひびが入るなど ダメージを受けました。
しかし、その後、震災の中から生き残った日本酒「希望の光」と、 今年の「感謝の手紙」を出すなど、石巻の地酒発展へと力を注いでいます。
今回は、石巻の地元の酒蔵を見学させていただくという、 貴重な経験をさせてもらい感謝の想いでいっぱいです。 加えて、石巻の地元の方が、自らの手で、石巻を復興へと頑張る姿に、 私たちオンザロードも、元気づけられます!
がんばっぺ!石巻!オンザロード!
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