蛤浜という場所
2012/08/30
こんにちは、そしてお久しぶりのひろ兄です。
オンザロードブログをご覧の皆様、大変暑い日が続いていますが・・・ 残暑お見舞い申し上げます。
今日は先日のブログ「第18回石巻★元気トリップ」でも紹介させて頂いた蛤浜(はまぐりはま)を、もう少し細かく紹介させて頂きます。
蛤浜は三陸海岸の最南端に位置する牡鹿半島の浜(石巻では漁村の事を「浜」と言う)の内の一つで、その中でも比較的小さな浜として知られています。JR渡波駅から車で10分から15分ほどでしょうか、非常に便利な位置にある浜なのですが、震災前はお忍びビーチとして石巻の方に愛されていたという事です。釣り好きの人にも人気は高く、キスやカレイなど様々な魚が釣れるそうです。 他にも、海だけでなく、少し歩けば畑や山があり、梅の木も沢山あるので作物を育てるのにも適した場所です。 そんな蛤浜で暮らす人たちは非常に穏やかな方が多く、少し別空間のような浜です。
震災以降は9世帯あった浜の暮らしも現在は3世帯。津波によって甚大な被害があった事には違いありません。 蛤浜の産業の中心でもあった漁業も、現在牡蠣漁師がお一人。この浜を支えている区長さんのみです。津波により船着き場も破壊され、それどころか、漁師の命ともいえる船も一隻残らず津波に飲み込まれてしまった為、隣の折浜(おりのはま)の漁師さんたちと共同で船を使っているようです。
そんな蛤浜で現在行われているのが、この浜で生まれ育った青年が中心となって進めている「蛤浜再生プロジェクト」
今はこの青年の思いが人を動かし、そして心を繋いでいる。
「蛤浜の為に何かできる事をしたい」なんて事を考える人が日々増えているように・・・
現在、オンザロードでもサポートをしており、ボランティアの皆さんの力を借りて、ビーチクリーンをメインとした浜の清掃活動を行っています。
蛤浜を訪れたいという人がいるならば、是非来て頂きたい。そして応援してもらいたい・・・その一人の青年を!!
未来の蛤浜の絵を思い浮かべると「ほっこり」できる。そんな場所か蛤浜です。
「蛤浜再生プロジェクト」現在進行中です。
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