2013年 石巻どんと祭 裸参り
2013/01/07
新年あけましておめでとうございます。
生活支援担当”エツ”です。 今年も石巻の方々の復興に少しでも貢献できるよう 活動して参りたいと想います! どうぞよろしくお願いします!
まず、今年の一歩目! 8年目となりました石巻どんと祭 裸参り を応援して参りました。 どんと祭は神社の境内で正月飾りを焼き、御神火にあたることで 無痛息災・家内安全を祈願するお祭りで、 多くは小正月の14日に行われますが、 石巻では毎年7日に裸参りと共に行われます。 ”元亨利貞””初志貫徹”で一年の 家内安全・無痛息災・地域の安全・商売繁盛 そして震災からの復興を祈願しての裸参り。 石巻の地元の方々、震災がきっかけに石巻の人になった県外の方々 両者の一つの熱い想いを感じる凍えるような石巻の夜です。
今年のオンザロード関係の参加者は 元ものづくり班、現在は石巻元気商店で取り扱い中の 大漁旗グッズでおなじみfunadeの船長となった鉄太郎さん。 元引越班、ベースの撤去班などで活躍し、 今はfunadeのアシスタントをしているよしこちゃん。 元ニーズ班や漁業班でリーダーをしていて、 今は石巻に魅力あふれるものを創る創作大工のヨシ。 みんな、サラシで更に身を引き締め凛とした姿がとても格好良かったです。
まずは、復興マルシェにて集合写真です! この裸参り、もともとは代表の毛利壮幸さんと成田昌生さんの たったお二人ではじめられたそうです。 どんどん輪が広がり、今回は30名以上の参加者の方がいらっしゃいました! 出発地点の”八幡屋”さん前にもすでに出待ちが!
そして、裸参りスタート! 写真は代表の毛利さんです。
まずは中央のアイトピア通りを歩いていきます。
鉄太郎さんとヨシさんですが、 寒空の為、みなさんとても早足で写真もブレます。。。
沿道には応援して下さる人々も。
信号待ちの風景。 この時が一番寒いそうです!
そして、一つ目の目的地 ”羽黒山鳥屋神社”に到着です。
こちらではどんと祭が行われていました。
こちらで一同揃いお参りします。
そして一人ずつお神酒を頂き、自分の氏名の書いた木札を首にさげます。
そして神に息をかけないためとして、口には”含み紙”を加えます。 悪霊の侵入を防ぐために、裸参りの間、口を開けることが禁じられます。
そして火の周りを三周します。
続いては、立町のふれあい商店街から駅周辺へ。 祈願しながら、多くの場所を練り歩きます。
ここからまだまだ30分ほど練り歩いていきます。 しかし、撮影者の体力が尽き・・・(すみません!) 先回りし、最終地点の住吉・大嶋神社で皆様をお待ちしてみました!
見えてきました。 立派にも歩いてこられる裸参り一同のみなさんが☆ 何度見ても恰好良いですね。
ここでもう一度みんなでご参拝です。
そして最後の工程、 最後はこちらでも行われているどんと祭で 履いていたわらじと腰回りのしめ縄を火の中へ投げ燃やします。
この芯から冷えるような寒い中、 終始凛とした姿をしていたみなさんが 思い思いに火の前で手を合わせています。
震災から1年10か月が経とうとしています。 間もなく2年ですね。 景色は少しずつですが変化をしています。 しかし、復興への道はまだまだ長いものになるでしょう。 そんな中、目には見えない心の中、 苦しみ、悲しみ、悩み、不安・・・ そんなものを吹き飛ばそうとしているような、 これからの石巻の未来に期待させてくれるような そんなみなさんの素晴らしい振る舞いでした。
私たち自身も、石巻をしっかり見つつ、 皆さんの為になるようなことができるよう、 ”石巻”で活動していきたいと思います。 そして、遠くから様々なご支援をして下さる皆様に感謝しています。
石巻どんと祭にご参加の方々、素晴らしいものを見せて頂き、 本当にありがとうございました! 寒い中、本当におつかれさまでした!! comment (0) |
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